利尿薬について

利尿薬は高血圧の薬物治療の第一選択薬として、利用されていく薬になります。

利尿薬単体で高血圧の治療を行っていくというわけではありません。

他の高血圧の治療薬と共に、併用して治療を行っていくのが利尿薬です。

利尿薬に大きく分けていきますと、3つに分けていくことが可能です。

サイアザイド系、ループ利尿薬、K保持性利尿薬の3つに利尿薬は分類されています。

それぞれ特徴は違ってきますが、ナトリウムを血中に再吸収することで降圧効果という点は全ての利尿薬に共通しています。

■サイアザイド系
サイアザイド系の利尿薬は、利尿作用が弱いという点が特徴です。降圧剤として利用される利尿薬となっています。サイアザイド系のフルイトランは、ACE阻害薬との併用で予防を行っていくことが可能です。フルイトランは、1日に1回服用するだけ大丈夫です。サイアザイド系の利尿薬の副作用も知っておくと良いでしょう。低血糖症、高血糖、高尿酸血症、光線過敏症などの副作用があります。

■ループ利尿薬
ループ利尿薬は、降圧作用に関してはあまり高い期待をすることが出来ません。あまり高い効果を期待することは出来ませんが、腎機能を悪化させないという点では他の利尿薬よりも勝っていると言えます。ループ利尿薬を服用すると、尿の濃縮の抑制を行ってくれます。基本的に朝食後に1回服用します。高血圧に効果のあるループ利尿薬は「ラシックス」と呼ばれる薬です。ループ利尿薬の副作用として挙げられるのは、低カリウム血症、高血糖、高尿酸血症、難聴です。

■K保持性利尿薬
K保持性利尿薬とは、利尿作用と降圧作用共に他の利尿薬よりも弱い傾向にあります。K保持性利尿薬では、水分の再吸収抑制やナトリウムチャネルの遮断などを行ってくれます。アルドステロンは無関係で、直接的に尿細管に作用する働きがK保持性利尿薬にあります。副作用としては、高カリウム血症などの副作用がK保持性利尿薬では挙げられます。


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