直接的レニン阻害薬について
直接的レニン阻害薬は、高血圧の治療薬として非常に注目を集めています。
直接的レニン阻害薬は、降圧効果のある薬としては10数年ぶりに新しくリリースされた降圧薬となっています。
直接的レニン阻害薬の薬は1つしかなく、アリスキリンと呼ばれる薬だけです。
どのように、直接的レニン阻害薬は降圧に効果があるのか。
それは「レニン」と呼ばれる酵素について知っていかなければいけません。
レニンと呼ばれる酵素は、アンギオテンシンノーゲンからアンギオテンシンへの変換する酵素となっています。
アンギオテンシンは、血圧が高くなる原因となっていますので、レニンを阻害することでアンギオテンシンへ変換させないことが出来る画期的や薬であると言えるでしょう。
レニンは高血圧の原因となるだけではなく、臓器障害の原因ともなる酵素なので臓器障害にも有効性があります。
アリスキリンは欧州高血圧学会にも認められている薬で、高血圧ガイドラインでアリスキリンの有用性を認めています。
直接的レニン阻害薬は、1日に1回の服用となります。
1日1回の服用だけで、十分な効果が得られます。
そして、直接的レニン阻害薬で単独療法を行っても有効性があるのもメリットであると言えます。
カルシウム拮抗薬やサイアザイド系の利尿薬と併用して治療を行っても効果があることが確認されています。
直接的レニン阻害薬は、多くの国で承認され始めています。
2007年3月にアメリカで承認され始めてから、日本では2009年7月に直接的レニン阻害薬が承認されました。
第一選択薬(カルシウム拮抗薬、利尿薬、アンジオテンシンU受容体拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、β遮断薬)の中には残念ながら日本では承認されていません。
アメリカなどでは、直接的レニン阻害薬を第一選択薬として服用することが出来るようになってきています。
非常に効果があると言われている薬であり、これから高血圧の治療を行う人・行っている人にとって注目すべき薬が「直接的レニン阻害薬」です。
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